誘惑前夜~極あま弁護士の溺愛ルームシェア~
「俺、小春のこと、可愛がりたくてたまらないんだけど……同時に少しだけ、イジワルしたい気分なんだ」
「え?」
なぜ、意地悪されるのか、一瞬意味が分からなかった。
「どうして……?」
微かに目を見開く小春に、閑は穏やかな声でささやく。
「小春は何も悪くない。だから先に謝っておく。ごめん」
そして同時に、閑の明るい色の目が、鮮やかに艶めく。
狭いベッドにふたりきり。
その場の勢いではあるけれど、どうやら閑は小春の想像もつかないような情熱を、内に秘めていたらしい。
「だけど、さんざんじらして俺に火をつけたことは……覚悟してほしい」
閑は声を押さえてささやくと、上半身を屈めて、小春のおへそに口づけ、舌をねじ込んだ。
ふたりの二度目の長い夜が、始まったのだった。
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