明治蜜恋ロマン~御曹司は初心な新妻を溺愛する~
そんなことを口にしたものの、私も行基さんと同じ。
逢引の手伝いなどしなければ、初子さんは死ななかったと自分を責めた。
でも、それは違うのかもしれない。
それでは、初子さんの恋を否定することになる。
あんなに目を輝かせて周防さんの話をしてくれた彼女は、幸せだったはずなんだ。
「そうか。そうだな。初子さんの幸せを俺が否定するなんて許されないな」
「あっ……」
彼は突然私の腕を引き、抱きしめてくる。
「俺は、あやを不幸にしないか不安なんだ」
「不幸になんて絶対になりません」
だって私は、あなたに嫁げて幸せなんです——。
そう付け足したかったのに、言えなかった。
もしも彼に他に想い人がいるのなら、そんなことを口にして苦しめたくはない。
「そうか……」
彼は私を抱きしめたまま離そうとしない。
彼の浴衣の胸元がはだけ、あらわになっている素肌に頬が触れてドキドキしてしまう。
逢引の手伝いなどしなければ、初子さんは死ななかったと自分を責めた。
でも、それは違うのかもしれない。
それでは、初子さんの恋を否定することになる。
あんなに目を輝かせて周防さんの話をしてくれた彼女は、幸せだったはずなんだ。
「そうか。そうだな。初子さんの幸せを俺が否定するなんて許されないな」
「あっ……」
彼は突然私の腕を引き、抱きしめてくる。
「俺は、あやを不幸にしないか不安なんだ」
「不幸になんて絶対になりません」
だって私は、あなたに嫁げて幸せなんです——。
そう付け足したかったのに、言えなかった。
もしも彼に他に想い人がいるのなら、そんなことを口にして苦しめたくはない。
「そうか……」
彼は私を抱きしめたまま離そうとしない。
彼の浴衣の胸元がはだけ、あらわになっている素肌に頬が触れてドキドキしてしまう。