言葉はいつも想いに足りない

匠海「...不安だったよ。
お母さんが死んで僕は
どうなるのかなって。」

仁「そうか。」

匠海「おばさんはやっぱり
僕の事が嫌いだった。
仕方ないよ。僕はずっと
おばさんの事が嫌いだった。」

仁「どうして?」

匠海「おばさんはお母さんの事を
1度も助けなかった。
仕事が決まらなくて...お金がなくて
毎晩泣いてるお母さんの事
助けてくれなかった。
だから、僕は嫌いだった。
僕も嫌いだからおばさんも
僕の事が嫌いだった。」
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