もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
この時間をずっと待ってた…
もう、これで普通に伊織と話せるんだよね。
『そうだ藍の家…』
「あたしの家がなに?」
『再婚が決まって…もう杉崎って苗字じゃなくなってた。』
え…──────
…そ、そうだよね。
うぅん。
それが普通なんだ。
普通ならその時点であたしの苗字も変わるんだよね。
『たまたま、藍のアパートの前通りかかった時におばさんが男の人と出てきてさ。
ふと、プレートに目が向いて見ると…』
「そっか…再婚決まったんだね!
へー…そっか…良かった」
『藍…』
「大丈夫!心配ないって!
あたしの苗字は杉崎のままだけどさ」
あたしの苗字は変わらない。
お父さんの苗字のまま。
『ごめんな…なんか。』
「うぅん!
教えてくれてありがとね」
『後、俺で良ければいつでも相談乗るからよ。』
「うん」
あたしの頭に優しく手を置いた伊織。
そして軽く笑った後、口を開いた。
『あいつ…内山と一緒に住んでんだろ?』
「…え!?」