もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
すると拓叶はクスッと笑った。
『ははっ、藍…、歯に青のり付いてる』
「…な、なな!!」
すると頭を優しく撫でられた…
『ごめん。嘘。』
「へ!?」
『いつも通りの藍になって欲しくてさ』
「ズルい…」
『え?』
「ズルいって言ってるの!!
いつもいつも簡単にあたしの気持ちを…」
はっと口を止めた頃には遅かった。
文化祭後に言うってさっき二人で決めたのに…!!
『藍…』
「ごめん…えっと…」
『予定変更したい』
「へ?」
『場所…変えよう』
サッとあたしに背を向けて歩く拓叶…
もう、最悪だ。
あたしのバカ!!