もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開



どれだけ時間が過ぎただろうか…。

互いに互いを強く求め合い…もうおかしくなりそうなほどに身体が火照っている。



「たく…と…あたし…」


『ダメ。
もっと…もっとめちゃくちゃにしたい。』



拓叶の短く熱い吐息が肌に触れる…

手を強く握られて、下から上にキスマークを落とされていく…



「…あっ」


『俺で…いっぱいになった?』



熱い吐息混じりのその声に、心も身体もおかしくなって、拓叶をぎゅっと抱きしめてキスを何度も自分からする…



『ん…っあ…』


「拓叶…好き…」


『俺…も…』



こんな感覚、初めて。


何度も何度も拓叶を求める。


もう…拓叶でしかあたしを満たせない。


だから…あたしも拓叶を満たしたい。


ほんと、あたし…ダメかも、、、




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