"鬼"上司と仮想現実の恋
唖然?呆然?とした4人とご機嫌な私。

今日は、2杯目からノンアルコールに変えたから、失態を見せる事なく過ごせている。

すると、

「お疲れ〜。
お!?
暁里、今日は、そんなに酔ってないな。」

突然現れた悠貴さんは、私の頭をくしゃくしゃと撫でる。

「ふふっ
でしょ?」

得意げな私に、

「それが普通なんだけどな。」

と田中君が突っ込む。

「で、今日は何で盛り上がってたんだ?」

悠貴さんが私の隣に座る。

「ふふっ
決まってるでしょ?
仕事の愚痴と上司の悪口ですよ。」

私が言うと、

「マジか。
まあ、そんなとこじゃないかとは思ってた
けど。」

と悠貴さんは笑った。
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