艶恋婚~御曹司と政略結婚いたします~
破水してから急速に進んだ出産に、心の準備が整わないまま、ぐんぐん痛みだけが強くなって、酸欠で頭がくらくらした。
圭さんは、今頃どうしてるだろうか。
さっき、中途半端にスタンプを送ったきりで、きっと余計に心配をかけてしまっただろう。安達さんに怒られてないといいんだけどな。
そんなことを考えていると、会いたくなってきた。
「ひっ……」
泣きたくなってくる。だけど、逃げられない次の痛みがもう来ていて、それがもう、全身が壊れてしまいそうなほど、で。
「い、いたい、もう、やだ、やだ、やだ、うううううっ!」
初めて弱音を口にした。
いたいいたいいたい。
苦しい、苦しい、苦しい。
看護師さんが何か声をかけてくれている。
けれど朦朧として、全然聞こえない。
怖い。
「藍!」
だけど突然耳に飛び込んだ声に、はっと目を開けた。
圭さんは、今頃どうしてるだろうか。
さっき、中途半端にスタンプを送ったきりで、きっと余計に心配をかけてしまっただろう。安達さんに怒られてないといいんだけどな。
そんなことを考えていると、会いたくなってきた。
「ひっ……」
泣きたくなってくる。だけど、逃げられない次の痛みがもう来ていて、それがもう、全身が壊れてしまいそうなほど、で。
「い、いたい、もう、やだ、やだ、やだ、うううううっ!」
初めて弱音を口にした。
いたいいたいいたい。
苦しい、苦しい、苦しい。
看護師さんが何か声をかけてくれている。
けれど朦朧として、全然聞こえない。
怖い。
「藍!」
だけど突然耳に飛び込んだ声に、はっと目を開けた。