恋してる女の子って最高に可愛い





今日は係を決めた。




なんと、麗香が学級委員長になった。




頭いいし面倒見もいいからなってもおかしくないよね。




そんな感じで午前中の授業が終わった。




私達は教室で食べることにした。




「樋口くんと早川くん購買行ってくるって!」




「私飲み物買いに行きたいから先食べてて!2人の分のお茶とか買ってこようか?」




「えっ、いいの〜?後でお金渡す!私お水でいいよ」




「麗香は?」




「お茶がいい〜」




「わかった!行ってくるね!」




うちの学校には、パックの自動販売機とペットボトルの自動販売機があるのです。




「え〜自動販売機も少し混んでる」




5人くらい並んでた。




仕方ない並ぶか。




すると樋口くんが来た。




「あれ?樋口くんも飲み物買いに来たの?」




「ああ」




「早川くんは?」




「購買行ったら囲まれて女に連れてかれた」




「あー…モテるって言ってたもんね」




「俺は智里よりは人気ないから普通に帰ってこれたけど」




「そ、そっか…、私は樋口くん好きだよ!」




「はいはい、ありがとな」




「ながされた……」




話してたら順番が来た。




「樋口くん何買うの?」




「いちごみるく」




「甘いもの好きだもんね」




「それもあるけど、智里の方が身長大きいから牛乳飲みたいけど、牛乳ってあんま飲もうと思えなくて、いちごみるくなら好きだし身長も伸びるかなって」




そこまで身長差なかった気がするけど…。




ゆうて、5cmくらいじゃない……?




多少の差でも気になるのかな。




「えーっと私は、水とお茶…私もいちごみるく買おうかな…」




「いいや、買っちゃえ!」




「貸せよ」




「持ってくれるの?ありがとう」




やっぱり気遣い出来て優しいな…。




「みんな〜!飲み物買ってきたよー!」




「美羽ちゃんありがとうー!」




飲み物代をもらった。




すると、早川くんが帰ってきた。




「はあ…女子達いつまでも追いかけてくるから本当こまるよ…」




「お疲れさん、智里の分買ってあるぞー」




「さすが涼哉」




「いただきまーす!」




「あ、美羽ちゃんのお弁当美味しそう!」




「なんか交換しよ!」




「いいよ〜!麗香も!」




梨奈ちゃんのも美味しかった!




「樋口くん、少し甘めのだし巻き玉子作ってきたんだけど食べる…?」




「くれんの?食べる」




「どうぞ」




「うまっ…めっちゃうまい」




「よ、よかった」




「自分で作ったの?」




梨奈ちゃんが聞いてきた。




「んーん、お母さんと一緒に作ったの!今、作り方見ないでも料理出来るようになりたくて」




「えー、すごい!私お母さんが1人で作ってくれてる!」




「早起きするの大変だったよ〜」




「そうだよね、早く起きなきゃならないよね〜」




私達は話しながらもご飯を食べ午後の授業も終わった。




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