ハツコイ
お昼12時ちょっと過ぎ。





「えーと、何から話せばいいか…。とりあえず、琉偉と話せました。」




「………」




相づちを打つこともなく、黙々とご飯を食べる志賀さん。





「それで…いろいろ誤解も解けて、お互いの気持ちも伝えあって……付き合うことになりま…した。」





静かに箸を置く志賀さん。




何を言うのか、はたまた言わないのか身構えていたら…





「おめでとう。あたしの言った通りにして正解だったでしょ?きちんと話しなさいって。」




そう言って、ニコッと笑った。





「…はい!!早く他の二階会のメンバーにも報告したいな。」




「みんな喜ぶよ、きっと。」



そう言って、再び黙々とご飯を食べ進めるあーみん。




お姉さん的存在のあーみんに報告できてよかった。




背中を押してくれたのは、あーみんと百合さんだから。





早く、百合さんにも言わなきゃ。





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