秘密の約束。
「「ただいま―」」
2人の声が重なる。おばちゃんとおじちゃんは
もう帰ってきていた。

「二泊三日じゃなかったの??」

「やっぱりあんた達が気になってね。早く帰ってきちゃった。」

てへっと笑うおばちゃん。リアクションが古すぎる…。

「ところで、今日はなんで一緒なの?」

そういや、いつもは睦月の方が先に帰ってたっけ。

「いや、別に。」

睦月が口を挟む。いつもながら素っ気ない言葉だ。

「あたし上あがるね。」

部屋に戻ると「はぁ…」とため息をついた。
大丈夫だよね。あたしには睦月がいる。
1人じゃない。

あたしはそのまま眠ってしまった。
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