秘密の約束。
「────で?話って?」
おばあちゃんはわざとらしく笑って聞いた。
どっこらしょと座る姿は年を感じる。
「うん。実は…」
おばあちゃんはちょっと待って、と睦月の方に手のひらをむけた。
「どうせ辛気くさい話だろう?長くなりそうだから紅茶を入れるよ」
おばあちゃんはメイドを呼びつけた。
「ただいま、他のものが持ってきますのでおまち下さい。」
よく気がつくメイドだ。…メイドだから当たり前か。
「じゃあ紅茶がくるまで世間話でもしよう。
…あの子…、苺香ちゃんだっけ、かわいいね。」
おばあちゃんはにこやかに苺香のことを切り出した。
「うん、知ってる。いえば幼なじみかな。」
俺は少し照れ気味に答えた。
「ふーん。でも幼なじみには見えないけどねぇ」
おばあちゃんはわざとらしく笑って聞いた。
どっこらしょと座る姿は年を感じる。
「うん。実は…」
おばあちゃんはちょっと待って、と睦月の方に手のひらをむけた。
「どうせ辛気くさい話だろう?長くなりそうだから紅茶を入れるよ」
おばあちゃんはメイドを呼びつけた。
「ただいま、他のものが持ってきますのでおまち下さい。」
よく気がつくメイドだ。…メイドだから当たり前か。
「じゃあ紅茶がくるまで世間話でもしよう。
…あの子…、苺香ちゃんだっけ、かわいいね。」
おばあちゃんはにこやかに苺香のことを切り出した。
「うん、知ってる。いえば幼なじみかな。」
俺は少し照れ気味に答えた。
「ふーん。でも幼なじみには見えないけどねぇ」