おもかげlover...〜最上級に最低な恋〜
こういう時に、″どうしたんですか?″とか…声をかけられる気の利いた女ではない。
聞こえてないような素振りでぼーっとしているのがわたしだ。
「ねぇねぇ」
と佐藤くんがキッチンから顔を出す。
「ハンドクリーム持ってる?」
もう何年も友達かのような感覚に陥りそうになる。
「持ってないです。すみません。」
危うく
″ハンドクリーム?!そんなのないよー″
くらいの勢いで話しそうになる。
「忘れちゃったんだよねー。
ここの仕事手荒れるわー!
あっ!潤の借りよっ!」
佐藤くんは水島くんのタイムカード入れのポケットの中にハンドクリームがあるのを発見したらしい。
潤(じゅん)という呼び方にドキっとしたと同時に、本当に仲の良い友達なんだな…と実感した。
「前はどんな仕事してたの?」
キッチンの奥のイスに座りながら話しかけてくる佐藤くん。
わたしもキッチンへ入って答えた。
だって受付カウンターからじゃお客さんに聞こえてしまう気がして…そんなことお構いなしに佐藤くんの声は大きい。
水島くん、やまやまに続いて佐藤くんも同じ質問。
性格も外見も異なる3人なのにその辺はみんな変わらないんだ…と不思議な感じがする。
聞こえてないような素振りでぼーっとしているのがわたしだ。
「ねぇねぇ」
と佐藤くんがキッチンから顔を出す。
「ハンドクリーム持ってる?」
もう何年も友達かのような感覚に陥りそうになる。
「持ってないです。すみません。」
危うく
″ハンドクリーム?!そんなのないよー″
くらいの勢いで話しそうになる。
「忘れちゃったんだよねー。
ここの仕事手荒れるわー!
あっ!潤の借りよっ!」
佐藤くんは水島くんのタイムカード入れのポケットの中にハンドクリームがあるのを発見したらしい。
潤(じゅん)という呼び方にドキっとしたと同時に、本当に仲の良い友達なんだな…と実感した。
「前はどんな仕事してたの?」
キッチンの奥のイスに座りながら話しかけてくる佐藤くん。
わたしもキッチンへ入って答えた。
だって受付カウンターからじゃお客さんに聞こえてしまう気がして…そんなことお構いなしに佐藤くんの声は大きい。
水島くん、やまやまに続いて佐藤くんも同じ質問。
性格も外見も異なる3人なのにその辺はみんな変わらないんだ…と不思議な感じがする。