おもかげlover...〜最上級に最低な恋〜
やまやまと佐藤くんの″まじかよ″の連呼がさらにヒートアップしていく。
こんな話でガヤガヤしているけど今は仕事中なわけで…
もちろん話の合間にお客様が来店したり退店したりする。
カウンターに近いわたしが対応していた。
対応が終わってキッチンのふたりの会話に耳を澄ますと、勝った負けたの話をしている。
パチンコの話みたいでわたしはホッとした。
やっと水島くんの話を終わりに出来そうだと思ったから…
このまま話を続けたらわたしの心臓も熱くなるカラダももたない。
話したくて話す恋バナとはわけが違う。
もうすぐ上がりの時間になる佐藤くんには帰り際に″本人には絶対言わないで″と告げようと決めた。
ブースの片付けをしてキッチンに戻るとまだ2人は話し込んでいて、とても楽しそうだ。
わたしは片付けの消毒など入ったカゴをキッチンに置いてカウンターに行こうとした。
「で、イタ子ちゃんどうするの?」
ニタニタと笑う意地悪な顔のやまやまと、同じようにわたしを見る佐藤くん…
ウソでしょ…まだ続ける?
なんて心で思いつつも、ちょっとわたしも楽しんでいるのかもしれない。
こんな話でガヤガヤしているけど今は仕事中なわけで…
もちろん話の合間にお客様が来店したり退店したりする。
カウンターに近いわたしが対応していた。
対応が終わってキッチンのふたりの会話に耳を澄ますと、勝った負けたの話をしている。
パチンコの話みたいでわたしはホッとした。
やっと水島くんの話を終わりに出来そうだと思ったから…
このまま話を続けたらわたしの心臓も熱くなるカラダももたない。
話したくて話す恋バナとはわけが違う。
もうすぐ上がりの時間になる佐藤くんには帰り際に″本人には絶対言わないで″と告げようと決めた。
ブースの片付けをしてキッチンに戻るとまだ2人は話し込んでいて、とても楽しそうだ。
わたしは片付けの消毒など入ったカゴをキッチンに置いてカウンターに行こうとした。
「で、イタ子ちゃんどうするの?」
ニタニタと笑う意地悪な顔のやまやまと、同じようにわたしを見る佐藤くん…
ウソでしょ…まだ続ける?
なんて心で思いつつも、ちょっとわたしも楽しんでいるのかもしれない。