溺愛銃弾 ~フルメタル・ジャケット~
昼下がり。デッキチェアで転寝してる陶史郎さんが冷えないよう、毛布を取りに戻る途中だった。
「・・・若は沢崎さんの娘をどうする気なんです?」
「本人が言ってる通りだが」
思わず足を止め息と気配を殺した。廊下の角を曲がる手前で聴こえた会話は、鹿島さんと玉置さんに違いなかった。
「いくら沢崎さんが若を庇って死んだって言っても堅気の小娘ですよ。・・・跡目の連れ合いが務まるとは思えませんがね」
「そんなことは重々承知の上だ」
不満げな口調の鹿島さんに淡々と答える玉置さん。
「親父は納得してるんですか?」
「・・・本人が飽きるまで好きにさせろと言われてる」
「いつになったら飽きるんですかね」
溜息雑じりに聴こえた。
「・・・若は沢崎さんの娘をどうする気なんです?」
「本人が言ってる通りだが」
思わず足を止め息と気配を殺した。廊下の角を曲がる手前で聴こえた会話は、鹿島さんと玉置さんに違いなかった。
「いくら沢崎さんが若を庇って死んだって言っても堅気の小娘ですよ。・・・跡目の連れ合いが務まるとは思えませんがね」
「そんなことは重々承知の上だ」
不満げな口調の鹿島さんに淡々と答える玉置さん。
「親父は納得してるんですか?」
「・・・本人が飽きるまで好きにさせろと言われてる」
「いつになったら飽きるんですかね」
溜息雑じりに聴こえた。