アッファシナンテ

春川はほんの少し瞳を潤ませ
私に頭を下げる。

お金を取り出すと今度は
オーナーが涙を流していた。

花恋「どうしたの?オーナー。」

オーナー「花恋お嬢様は
本当にご立派です。
ささやかですが私からの
気持ちです。これで何か
美味しいものでも食べて下さい。」

そう言うと私に3万円を手渡した。

花恋「気持ちだけ受け取っておくわ。」

オーナー「そう仰らずに...。」
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