アッファシナンテ

隼也「ごめん、お昼休みに。」

花恋「隼也さんが
謝る事ではないわ。」

仕事に戻る気にはなれなかった。
私はそのまま会社を早退し
タクシーで屋敷へと戻った。

突然、屋敷に戻ってきた私を
心配そうな表情の春川が出迎える。

春川「お嬢様、どうされました?
お体の具合でも...」

花恋「春川、今日は
ディナーはいらないわ。
1人になりたいの。」

信じられなかった。
まさか、彼が私の元から
いなくなってしまうなんて。
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