アッファシナンテ

春川「私はお嬢様の笑顔のために
ここにいますから。
お嬢様が笑顔になれるのなら
私は疲れません。例え疲れたとしても
その笑顔を見た瞬間、疲れなど
吹き飛んでしまうのですよ。」

花恋「春川。一つワガママを
聞いてくれるかしら?」

春川「何でしょう?」

花恋「私が眠るまで
そばにいてほしいの。」

春川「かしこまりました。」

お嬢様の部屋に入ると
お嬢様はベッドに横になる。
その上に布団をかけた私は
イスに腰掛けお嬢様の手を握った。
< 215 / 540 >

この作品をシェア

pagetop