アッファシナンテ

~崎本side~


何時まででもと言った割に
腕についている高そうな時計を
彼女は何度も確認する。

遼「帰るなら会計するけど。」

花恋「どうして?」

遼「いや、何度も時計見てるから
帰った方がいいのかなって。」

花恋「そんな事ないわ。
ただ、もう少しでパーティーが
終わる時間なの。
春川に全て任せてしまったから
何だか少し心配で。」

遼「忙しい奴だな、あんたって。」

花恋「忙しい?」
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