アッファシナンテ

~崎本side~


店が終わり控室へ戻ると
そこには隼也がいた。

隼也「いいのかな?
あんな話、他の客に聞かれたら
あの子、殺されちゃうよ?」

遼「は?」

隼也「いくら、あの子の事が
好きだからって店で
告白は有り得ないんじゃない?」

遼「聞いてたのかよ。」

隼也「聞こえてきた。」

遼「お前に心配されるような事は
何もしてない。...別に俺は
未練なんてねぇからな。
例えそのせいでこの店を
辞める事になったとしても
いつもの事だと諦められる。」
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