アッファシナンテ

本当に嫌になる。
ほとんど毎日いたくせに
どうして私には橋爪さんの
気持ちが分からないのだろう。

どうして崎本さんには
橋爪さんの気持ちが
分かってしまうのだろう。

廃れてしまったのなら
またブームを起こせばいい。
どうして橋爪さんは
そうゆう風に思わないのだろう。

花恋「橋爪さんも同じ事を言ってたわ。
流行りはいつか廃れてしまう。
だったら、私はもう1度
ブームを起こせばいいと思うの。
...なのに、橋爪さんは否定的だった。
私にはその気持ちが分からない。
だけど、分かった事もあるの。
私は私のワガママに橋爪さんを
巻き込んでしまった。
橋爪さんの気持ちも考えずに
ずっと無理をさせていた。」

遼「仕方ないよ。
花恋にはきっと分からない。」
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