アッファシナンテ
花恋「1週間後の金曜日は
私と光の3年目の結婚記念日なの。
その日に光に喜んでもらえるような
サプライズがしたいわ。」
遼「サプライズかぁ。
だったらさ...」
その日、崎本さんが提案してくれた
光を喜ばせるためのサプライズ。
何だかとてもワクワクした。
その日から私と崎本さんは
記念日のための準備を始めた。
準備はとても順調で
崎本さんは言葉通り
本当に私の味方でいてくれて
すごく心強かった。
毎日のように崎本さんと
相談しては、ああでもない
こうでもないと言い合った。
新鮮だった。だって私は
今まで、こんな風に一生懸命に
話し合いをした事がないのだから。