アッファシナンテ

~崎本side~


本当に春川 光という人物は
よく分からない。

分かっているのかいないのか
花恋の気持ちを知っているのか
知らないのか、よく分からないから
心配になる。

ーガチャ

光「もういらしたのですね。
私の朝食の準備はしなくていいと
申し上げたはずです。」

遼「別にいいだろ。
こっちがやりたくて
やってる事なんだから。
まあ、どうせあんたは
食べないだろうけど
はい、ブラックコーヒー。」

光「頂きますよ。」

ここ数日、朝食はコーヒーだけで
いいと言っていた元執事が
初めて朝食を食べてくれた。
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