新妻独占 一途な御曹司の愛してるがとまらない


「湊、どうして……」


でも……仮にもし、これを過去のLunaのジュエリーだと思っていたなら、どうしてもっと早くに私に言ってくれなかったのだろう。

私と毎日のように一緒にいた湊は、企画課のみんなよりも……絶対に、このネックレスの存在に気づいていたはずだ。

そう思うのは彼が誰よりもよく私を見ていてくれるからで、何より彼が私を愛してくれていると思うから。

だからこそ、今日まで彼がこのネックレスについて何も聞いてこなかったことを、今更ながらに深く重く、疑問に感じた。


「もしかして、思い出したのか……?」

「え……?」

「いや……そうじゃないなら……。どうして、それをLunaのネックレスだと……」


月明かりに照らされた彼の髪が、目元に淡い影を作った。

思い出した……とは、一体どういうことだろう。

この桜のネックレスについて、湊は何か知っていることがあるのだろうか。

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