不本意ですが、異世界で救世主はじめました。
エルマがまゆこのすぐ隣に立って囁く。
「空間跳躍魔法です。気を付けてください。至るところに防御魔法が敷いてある城内で、彼女はこれほどの魔法を行使できるほどの使い手です」
知っている相手のようだ。
どれほどの力なのかは分からない。けれど、魔法を発動するための魔法言語が一言ではなかった。
――詠唱を最短にできていないということだわ……。だけど、こういうふうに考えるのはだめよね。
能力の高さを測るのに、ジリアンを判断基準にすると、誰であってもそれより劣って見えてしまう。
危険な考え方だとすぐに意識を切り替える。
魔法力がある者にとって、まゆこは赤子同然だというのを忘れてはならない。
「空間跳躍魔法です。気を付けてください。至るところに防御魔法が敷いてある城内で、彼女はこれほどの魔法を行使できるほどの使い手です」
知っている相手のようだ。
どれほどの力なのかは分からない。けれど、魔法を発動するための魔法言語が一言ではなかった。
――詠唱を最短にできていないということだわ……。だけど、こういうふうに考えるのはだめよね。
能力の高さを測るのに、ジリアンを判断基準にすると、誰であってもそれより劣って見えてしまう。
危険な考え方だとすぐに意識を切り替える。
魔法力がある者にとって、まゆこは赤子同然だというのを忘れてはならない。