不本意ですが、異世界で救世主はじめました。
豊かなブロンドは波打ってきらめき、瞳は朱い光彩が入った褐色だ。
黒と真紅で飾られた派手なドレスは、首回りがかなり大きく開いている。コルセットの加減だとは思うが、豊満な胸元がかなり強調されていた。
……Dカップ? もっと大きいかしら、Fカップ……Eだったりして。
まず一番にそこへ目がいく。当然のように顔立ちも派手だ。
腰が細い。魅惑的の一言が浮かぶ。傲慢な態度さえも美しく目に映る彼女は、まさに他を圧倒できる美女だった。
三家に属する者に名乗られた以上、無言でいるわけにはいかない。
「そうです。わたしがマユコ・リンガルです」
カーライルは高らかに笑いだす。楽しくて笑うというよりは嘲笑に近い。
「ジリアンが城に招いた姫君というからどれほどの人とかと思ったら、なんて幼いのかしら。子供じゃないの。ね、おいくつ?」
「二十三歳です」
「まぁ、わたしより一歳下なだけ? 十歳くらい下かと思ったわ。どうしてこんなに子供じみているのよ。どうして、ジリアンはこんな人を――」
黒と真紅で飾られた派手なドレスは、首回りがかなり大きく開いている。コルセットの加減だとは思うが、豊満な胸元がかなり強調されていた。
……Dカップ? もっと大きいかしら、Fカップ……Eだったりして。
まず一番にそこへ目がいく。当然のように顔立ちも派手だ。
腰が細い。魅惑的の一言が浮かぶ。傲慢な態度さえも美しく目に映る彼女は、まさに他を圧倒できる美女だった。
三家に属する者に名乗られた以上、無言でいるわけにはいかない。
「そうです。わたしがマユコ・リンガルです」
カーライルは高らかに笑いだす。楽しくて笑うというよりは嘲笑に近い。
「ジリアンが城に招いた姫君というからどれほどの人とかと思ったら、なんて幼いのかしら。子供じゃないの。ね、おいくつ?」
「二十三歳です」
「まぁ、わたしより一歳下なだけ? 十歳くらい下かと思ったわ。どうしてこんなに子供じみているのよ。どうして、ジリアンはこんな人を――」