不本意ですが、異世界で救世主はじめました。
ジリアンは口元に笑みを佩かせて話している。まゆこはときおり黙ってしまう。
歩きながら話していると、距離も時間も気にならない。いつの間にか部屋の前に到着していた。
「送ってくれてありがと、ジリアン。では晩餐でね」
「迎えに来る」
「……うん」
『はい』でしょ……と、自分つっこみ。
ジリアンは歩き去り、その背を眺めてから部屋へ入った。ソファに座ると、ぼんやりしてしまう。悠々とした後姿が思い出されてならない。
さらには、カーライルの激情と得体のしれない明るいゲオルグが脳裏にちらつく。
デイジーが気を利かせて飲み物を持ってきてくれるまで、いましがたの出来事を頭の中で反芻していた。
歩きながら話していると、距離も時間も気にならない。いつの間にか部屋の前に到着していた。
「送ってくれてありがと、ジリアン。では晩餐でね」
「迎えに来る」
「……うん」
『はい』でしょ……と、自分つっこみ。
ジリアンは歩き去り、その背を眺めてから部屋へ入った。ソファに座ると、ぼんやりしてしまう。悠々とした後姿が思い出されてならない。
さらには、カーライルの激情と得体のしれない明るいゲオルグが脳裏にちらつく。
デイジーが気を利かせて飲み物を持ってきてくれるまで、いましがたの出来事を頭の中で反芻していた。