不本意ですが、異世界で救世主はじめました。
 気持ちが揺れ動いた夜。
 
 まゆこはもう一つ訊きたいことがあったのを忘れていた。

 あの光が車のライトだったとしたら、一つの仮定が浮かび上がる。

 自分は躓いただけではなかったのかと、〈召喚条件〉を尋ねる予定だったのだ。

 しかし、その夜は涙にくれて終わった。
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