誰からも愛されない

✛✛破壊的


何が、おかしかったのかと
思っていると
「お父さん。
彼女はわからないみたいですよ。」
「天然ちゃん?」
「まったく、凪おじさんは。」
「こら、楓。おじさんいうな。」
の声にびっくりしていると
「まったくお前達は。
彩心ちゃんが
びっくりするだろう。
もっとスマートに現れられないのか?!」
「「スマートって?」」
「お前達、うるさい。
驚かせて、すみません。
私は、次男の秋山 忍です。」
「俺は、三男の凪。」
「おじいさまの孫の楓です。
もう、凪おじさんのせいで忍さんにも
怒られましたから。」
「はあ?お前がおじさんいうから
俺は、まだ、若いのに。」
と、言いあう二人の仲の良さに
彩心は、笑いがでてしまい
「クスクスっ」
皆が一斉に見るから
「ああ、申し訳ありません。
とても、仲良しなんだなぁって
思ってしまいました。
私は、一人っ子でしたので。」
と、回りをみると
秋山さんと青山支店長は微笑んでいたが
忍さんと楓さんは、驚きと赤い顔をされ
凪さんは、プイと横を向いた。

嫌われてしまったかな
と、肩を落とすと

「彩心さんの笑顔破壊的。」
と、楓さんに言われて
?????と、なっていた。

その後は、場所を変えて
六人で飲みながら話をした。

彩心は、ずっと聞き役だった。
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