誰からも愛されない

✛✛食事


私達は、よく三人で行っていた
お店に四人で行く事にした。

マスターから
「彩心ちゃん、お帰り」
と、言われて
「マスター、ありがとうございます。
今日、帰ってきました。」
「ゆっくり、して行きなよ。
先生、いつもので?」
「うん、でっ、マスター
一人増えたの、問題ないでしょ?」
「はい、問題ないですよ。
でも、イケメンてすね。
いらっしゃいませ。
ゆっくりして行って下さい。」
と、言うと凪は、
「はい、ありがとうございます。」
と、言った。

四人で席につくと
乾杯をして食事が始まった。

まずは、紫月さんの紹介をして
皐さんの紹介をした。

皐さんの所で、秋山さんはびっくり
していたが。
私が自分の生い立ちの話をすると
それで納得してくれた。

今度は、秋山さんの紹介で。
皐さんと紫月さんが、
びっくりする番だった。

凪さんのお兄さんである忍さんと
何度か食事をしたことを話した。

それには、凪さんが
「えっ、兄貴と
そんなにあっていたのか?」
「はい。秋山さんも一緒ですよ。」
「兄貴は、今でもすごい数の
縁談が来ているんだけど
全て断っているんだぞ。
その兄貴が、あんたと?」
と、言うと
紫月さんが
「あなたね!なんなの?
彩心は、あんたじゃないのよ。
まったく、弁護士って
どいつもこいつも、変な人ばかりなの?」
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