一匹狼くん、拾いました。



母さんは、『いい兄貴になれるかなぁ?』とか言って想像をふくらませていた俺を見て、いつもとても楽しそうに笑っていた。


でもその笑顔は、嘘の笑顔だった。


母さんは四人で暮らすようになると急に俺を雑に扱った。

母さんは、俺に話しかけられたら父さんがいないところでは常時無視をした。

他にも俺が邪魔なとこにいたりしたら、足をひっかけて転ばせたり、髪の毛を引っ張って、無理矢理他の場所に行かせたりした。




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