BLUE GIRL

「ユウだって、私のことを物珍しい目で見ているだけで!たぶん好きなんて言うけどさ!勘違いしているだけだよ!」


アップテンポなバッグミュージックに乗せて明るく言い切る。


相変わらず表情を変えないユウと、
ほっとした顔のRyoを交互に見て、
自分自身の返答が正しかったことを確信した。






ーー"女として、こいつを見てて…たぶん、好きなのだと思う"

もしも、
夜景の綺麗な場所で同じ言葉を受けていたら。


もしも、
"好き"だと言い切ってくれたら。


そして、
もしも、
この場所にRyoが居合わせなかったら。



私はユウの言葉を素直に受け入れていたと思う。加えて自分の中に芽生えた甘い想いを告白していただろう。


なんとも間の悪い時にあたってしまったものか。…いや、これで良かったんだ。


これからもRyoと生きていく上で、ユウはいらない。


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