♥バレンタインの奇跡♥
それでもどうにかこうにか、気まずい空気も薄れていって、普通に?戻り、二人で仕事をこなしていく。

商品の補充が終わったら、売り場のディスプレイ、掃除…その他もろもろ雑用まで。

ほんと酷い仕打ちだ…。
まぁ自分のせいなのだけど。
これ私一人だったら絶対無理だったな…。

結人くんには申し訳なかったけど、本当に感謝感謝。


ーーー
ーー

しばらくすると、作業もやっと終わりが見えてきた。

ふぅ。疲れたー。
壁に寄りかかり一休み。


少し離れた所から結人くんを見つめる。


私と結人くんしかいない空間。
二人きり。

やっぱり、ドキドキしちゃう。

こんなことも中々ないよね。


ふと、永久子さんの言葉を思い出す。

『攻めなさい』

…っ、いやいや、攻めなさいと言われても。

一体どうやって…?

確かに、二人きりのチャンスなんて滅多にないことだけど。

だからといって、どうしたらいいのか全くわからない。


頭を悩ませていると、結人くんが振り向きこっちを見た。


あ…目合っちゃった。


ドキッと胸が反応する。
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