あなたと私と嘘と愛

彼の行動次第で警察に届け出ようと思っている。
万が一のことも考えてうーちゃんが暫くの間学校やバイトの送り迎えもしてくれると言う。

母達にこのことを言おうか迷ったけど、彼女の仕事の妨げになっては悪いし結局言うのはやめた。

私とうーちゃんとで何とかしてみせる。

そう強く意気込んだものの、坂井さんの怖さは想像以上に強敵だった。

話し合いから一週間後、家に宅配便が頻繁に届くようになった。
多いときは一日に2度。
それはバラの花束だったり、高級アイスの詰め合わせ。
全部私宛の私が好きなものばかりだった。
時には『君に似合うと思って』とランジェリーのセットを目にした際はあまりの気持ち悪さに跡形もなく燃やしたくなった。

それを必死で抑え、証拠を残すために写真をパシャリ。
送られてくる伝票もすべて保管してクローゼットの中に放り込む。


「君の彼氏ってよっぽど暇人…いや、まめなんだね」


そんな毎日の光景に優斗も呆れた顔を向け始める。


「溺愛もいいとこだよね?」


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