あなたと私と嘘と愛
「…一人は…いや。私が優斗に触れたい場合は?ずっと一緒にいたい場合はどうしたらいいの?」
暗闇の中真っ直ぐ見つめる。
大胆なことを言ってるのは十分に分かってる。でももう抑えが効かない。
「ごめんなさい優斗。わたし…」
言った直後遠くの方でまた雷が…
その明かりで一瞬優斗の顔が見えた私は驚いた。
すごく熱を帯びた目をしてる。
私を見つめる瞳はどこか獣のような鋭さを持っている。
そしてゴクリ、目の前の喉仏が上下したのが見えた時、
「…たく、本当君は時々驚くほど大胆に…。人の気も知らないでさっきから俺がどれだけの理性をかき集めてるか分かってる?どれだけこの気持ちをセーブして…」
言い終わる直前、きつく抱き締められた。それは衝動的で、理性を投げ捨てたような感情的な仕草。
「俺の言ってる意味ちゃんと分かってる?」
こくり、頷くと、「そう…」とやっぱり熱を含んだ声が、
「ならもうセーブはしない。理解ある大人のふりはもうやめる」