幼なじみとナイショの恋。

足でまといになんかなったら、古賀さんに更に嫌われちゃうだろうなぁ。


好きになって貰えるポイントなんて一つも見つからないし、このままじゃ私、古賀さんに一生嫌われたままかも。

不安気に眉をひそめる私を見て、はるくんは呆れたように一つ溜息をつくと。



「ふぎっ!?」



ギュッと私の鼻をつまんだ。



「は、はるひゅん!?(はるくん!?)」


「俺が結衣をおいてくと思ってるわけ?」



不満そうにはるくんが眉根を寄せる。



「ひょ!?ひょうじゃひゃいへほ……(そうじゃないけど……)」


「すげー心外。何か傷ついた」



目を伏せ、いつになく切ない表情を浮かべるはるくんに、ズキッと胸が痛む。



と、どうしよう!


はるくんを傷つけちゃった!!



「ぎょ、ぎょめんなしゃ……(ご、ごめんなさ……)」



はるくんの腕を掴み、涙目になりながら必死に謝ろうとすれば。



「うっそー」


「へ??」



私の鼻から手を離し、べっと舌を出すはるくん。



うわっ!すごく意地悪な顔してる!!!!


こ、これはひょっとして……。


からかわれた!?!?



「ひ、ひどいよっ!はるくんのバカッ!!」


「それだけでかい声出せるなら、登山くらい余裕だな」


「それとこれとは別だもんっ!!」
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