みんとキャンディ
予定通り午前中一杯で部活を終えた雄楽は、



チームメイトの誘いに乗る気にもなれず、



かと言って、真っ直ぐ家に帰る気にもならず、



ちょっとばかし遠回りをしながら一人、賑わう休日の駅前を歩いていた。




そこで目にしたものに、



人波に逆らった雄楽は、気が付けば必死で駆け寄っていた。




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