いつか、眠るまで
次の日、俺はなんとなく屋上に来た。
一番に見えたのは、愛しい彼女。
「おーい。こんなとこで寝てたら風邪ひくぞ。」
そう言っても起きない。
…爆睡か。
彼女の頭を持ち上げて、自分の膝の上に乗せる。
…起こすか。
「未亜〜、おーい、未亜ー?」
何度か呼んで、やっと目を覚ます。
「何やってんの?」
「膝枕だよ?」
すると、未亜は切ない目をした。
けれど、それは一瞬のこと。
「っ、いっ…!!」
「え、未亜?」
気づいた時にはもう遅かった。