いつか、眠るまで

那音 side









「だから、未亜から病気のこと聞いた時、納得したんだよね。」



そう、だったんだ…



「うちが知ってるのはこれだけ。」



「俺、未亜のところ行ってくる。」



舞が驚いた顔をする。



「どこにいるかわかるの?」



「まぁ、なんとなくだけどな。」



「そう、いってらっしゃい」



そして、その場から去っていった。



考えろ、俺。

どこにいる……?



あいつなら、どこに行くか…







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