恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

そしてバチンッと
前と同様に頬を思いっきり叩いた。

「……。」

「他の女の子と一緒にしないで!!」

私は、息を切らしながら怒鳴った。

酷い……からかい半分でkissするなんて。

「出て…いけ」

「えっ?」

「ココから今すぐ出ていけ。
お前の顔なんて見たくもねぇー!!」

蓮先輩は、思いっきり怒鳴ってきた。

カチンと何かが切れる音がした。

「そ、そんなこと言われなくても出て行くわよ!!
せっかく…守ってくれたお礼を言おうと
思っていたけど、最低」

泣きそうな表情をしたまま
部屋から行った。

バタバタッと廊下を走っていく。

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