恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

えっ……何で?

「あの…雅先輩?」

「あ、ごめん。何でもない」

ニコッと笑顔で返される。

だが、何だか誤魔化されたように感じた。

「それより…この前。
頼んでおいた資料作れたのか?」

森安先輩は、そう聞いてきた。

「うっ…まだ、途中です」

「だったらそんな所に歩いてないで
さっさと作ったらどうだ!?まったく…」

呆れ返られる。

「はいはい。分かってます!
すぐにやります」

ムスッと反論する。

< 142 / 392 >

この作品をシェア

pagetop