生真面目先生のちょっと大人の恋の話
私は顔を上げて、横田先生を見た。

「横田先生、何でもいいから理由をつけて将人を帰らせてくれないかな。」

私は弱々しく微笑む。

「仲直りしたんじゃないんですか?」

横田先生は首をかしげる。

「…お願い、理由は聞かないでそうしてくれないかな。まだ会うだけの体力も戻ってないし…。」

体温計を私は差し出す。

その体温計の数字を見た横田先生はもう一度私を見る。

「まあ、37度ちょうどならまだ微熱がありますからね…。」

きっと将人と会えないほどの熱じゃない、横田先生は気が付いているはず。

「まあ、その事は置いておいて、もう一度着替えましょうか。これぐらいならシャワーを浴びても大丈夫だと思いますけど、どうしますか?」

私は横田先生にゆっくり微笑む。

「横田先生のお墨付きなら、シャワーを浴びようかな。」

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