儚い絆

その食事の席で
相楽さんから告白をうけた。

柊弥 25歳
叶愛 22歳


柊弥さんは、会社では厳しいが
二人の時は、とても優しくて
私を大切にしてくれた。

私は、学生の時
付き合った人はいたが
キス止りだった。

そんな私を
柊弥さんは、優しく優しく
抱いてくれた。

イベント事は必ず
二人で過ごした。



幸せ真っ只中の
  ‥‥‥‥‥彼の転勤だった。

彼の邪魔をしたくなくて
行かないで!
そばにいて!
寂しいのはいや!

叫びたい気持ちを抑えて
彼が出発する日まで
彼から離れなかった。
「なんだ?叶愛、甘えたか?」
「うん、好きなの、大好き。」
「ああ、俺もだ。
だが、俺は愛してるぞ。」
と、言うと
抱き締めキスをする
「‥‥ウ‥ウン‥‥」
「あぁ、おれのっ‥叶愛っ‥かれんっ」
彼に沢山愛されて
朝を迎えた。
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