創作に関するあれやこれや

11:饅頭(マントウ)~竜神の贄~

 ちょっと間が開いての完結が、ちょっと長編のラスト五発目。
 これはイラストが、下書き程度だったんですよ、確か。

 多分初めからイラスト一覧にはなくて、何かのタイミングでちらっと載ったんだと思う。
 それをたまたま見つけたんだと思うけど、何だかとても気に入ってしまって。
 半ば無理やりペン入れ&色入れをお願いした。

 で、それを元に、がっつり調べものして書き上げたのがこれです。
 どこから饅頭なんか出て来たのかは謎ですが、とにかく饅頭について調べまくった。

 そして中華ファンタジーちっくに仕上げたんですな。
 なので登場人物全て中華読み。
 章ごとにフリガナ振らないと読めないというね。

 左近はやや天然緑柱が好きでした。
 主人公よりも(おい)。
 基本的に、こういう変なキャラが好き。

 このお話は、ラスト近くに水の龍に乗って一気に川を下るくだりが一番好きかも。
 あの辺りのシーンを書きたいがために書いたかもです。

 ただ如何せん水なので、文章での表現が難しかった記憶があります。
 頭の中では思いっきり映像が流れてるんですけど、上手く文章に起こせないというか。

 迫力のある場面は、そのまま表したいじゃないですか。
 これがなかなか難しい。

 アクションの大きな場面は、大抵大きなことが一瞬で起こると思うんですよ。
 でもそれを文章に起こすと一瞬に見えなかったりするんですよね。
 長くなるから。

 一瞬の大きな動きを文章に起こすって物凄く難しい。
 てことで、読者の皆さんに、この場面がどう映ったのかは気になるところです( ̄▽ ̄)。



 そしてこの無茶ブリ企画、実はもう一本、書き上げました。
 超短編の部類を。

 ただこれ、あまりにもマニアックな題材すぎて、何のこっちゃかわからない代物でしたので、非公開です。
 こういう素人サイトの小説は自己満足とはいえ、あまりにそれが過ぎるのもよろしくないと思うので。

 ということで、最終的にこのこの企画での作品は五本となりました。
 イラスト全制覇とか、やってみたかったですね~。
 面白い企画でした。
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