創作に関するあれやこれや
30:艶華
新作があっと言う間に終わってしまって、次回作をどうするか悩み中の左近です。
 いや書き上げてるのはあるんですけど、途中を変えないといけなくて。
 事件の中核を変えないといけなくて、なかなか腰が上がらないのですよ。
 中核っつーか、事件自体を変えないといけないのでなかなか面倒というかね。

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 これは企画もの、というほどではないけど、とある作家さんとの会話でできた、いわゆる共作ってやつですか。
 コラボという言葉は好きではない( ̄▽ ̄)。

 ぼんやりとしたテーマだけを決めて作ったような(経緯はあんまり覚えてない)。
 あ、左近がこの作家さんの『斬る』話を見てみたいって言ったのか。
 個人的に色彩豊かなお話を書く方だ、と思っていたので。

 で、その相手の作家さんがBL作家さんだったもので、ちょっとそっち寄りに挑戦してみたわけですけども。
 うーむ、左近はBLとかGLとか、特に偏見はないですけども、現代ものにはさして興味もないわけで。

 普通のシチュエーションでは書けないので、斬り合いに持ってきたのではないかな。
 この時代は普通なんでね。

 普通なだけに、歴史の中でのBLはかなり調べたことありますし。
 調べる分には面白い世界でしたよ。
 だから今の時代のBLよりも、昔の日本の衆道のほうが断然詳しいです。

 これはこれまでのとはちょっと変わった、第三者の語り口調。
 第三者の語り口調というのは、三人称ぽいけどそれともちょっと違って、なかなか面白いですよ。
 何か左近の描くこういう語り口調って、尼さんが喋ってる、という感じがするんですけどどうでしょう。

 この共作相手の作家さんは、今ここ(Berry's)にはいないようですがね。
 退会されると、その方が書いてくれたレビューまで消えてしまうってのが残念ですねぇ。
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