隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
「あの、、柿本様、、?どうかなさいましたか?もしてかして、、体調が?!」
慌てて立ち上がり、柿田様に駆け寄って表情を伺うと今度は顔を背けられた。
そして手を突き出された。
「、、降参。白状するから取り敢えず座って。」
先程のまでの女性らしい口調とは打って変わって、驚くくらいの低い声に驚きを隠せない。
それはまるで男性のような、、?
顔を上げた柿本様の表情は、女性のものには見えなくて目を細めたその顔は圭くんがよく見せる表情と同じ。
「あまりにも晶帆ちゃんが健気で可愛いから良心が痛んできたよ。本当、圭には勿体ないくらい真っ白だ。」