最後の告白
あっくんの言葉が胸にささる。


私はあなたに追い付けなかったんだ。


「...莉緒?」



帰り道、私は途中の公園に入った。


「莉緒~、どした?帰らないのか~」



「あっくん」



私はあっくんに背を向けたまま呼び掛けた。



「あっくん。私ね、社会人なったよ。もう23歳だし、立派な大人だよね?」



「...そう、だな」



あっくんの声が固くなった。
私が何を言うか察知したのだろう。



「早くあっくんと同じ場所に立ちたかった。同じ目線で見て欲しかったから。だから、ずっと、早く大人になりたかった」



「莉緒...」



「...でも、...やっぱり、遅かった、ね...」



「...莉緒...?」



涙がでないように上を向いた。



星が綺麗に見えて、私に力をくれているようだった。



「...聞いたよ~あっくん。け、結婚するんだって~?」



「...えっ...?」



私は明るい声をだした。


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