最後の告白
「バカ!莉緒のバカ!」


公園を出ようとしたところで後ろから聞こえてきた暴言に足が止まった。



「...バカって...何...よ」



背後に聞こえる怒った足音に振り向くこともできない。



「...いや、バカはオレだ...オレがバカすぎる」



「...あっくん...?」



背中でため息をはくあっくんが近い。



「...行くよ」



いきなり手を繋がれ引っ張られる。


「あっ、あっくん?ど、どこ、行くの?」



「...どっちが先だ。...あぁ、もう面倒くせぇ...」


私の質問に答えずにブツブツと独り言を言っていたあっくんはスマホを取り出しどこかに電話をしはじめた。


「もしもし、オレだけど。...うん、今から隣のうちに行って。そう、雅美さんち。...いいから。オレも今から行くから。じゃ、よろしく」


雅美さんとは私の母だ。


なんで、うちにあっくんが行くの?


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