禁断の恋、する?



「温かいご飯が食べられたし、おばさんと志保ちゃんと喋れたし……久々に寂しくなかった」



「へえ。やっぱりいつも寂しかったんだ」



「え? ……あっ、違う! 今の違う、ごめん忘れて!」



やばい、気が緩んでつい余計なこと言っちゃった。



なにやってるんだ、あたし……。



恥ずかしすぎる。



笑われたかな?



そう思って、横目で悠斗の顔を見た。



……けれど。



「……!」



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