憧れの彼と、イイ仲になりたいんです!
傷付けられるのなら自分だけでいいんだ。
彼だけでなく、他の誰かも巻き込みたくない。


『杏…』


理香子の文字に目が潤んだ。
彼女達と同じことを、私は繰り返したくない……。


立ち止まった目から涙が落ちてディスプレーを濡らす。

その画面を見ながら目頭を拭うと、ポンと肩に手を置かれ、ビクッ!と背筋を伸ばした。


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